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国冬本源氏物語論

越野 優子  著

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価格 \10,450(税込)         

発行年月 2016年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,258p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784838602964
商品コード 1022888851
NDC分類 913.36
基本件名 源氏物語
個人件名 紫式部
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2016年11月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1022888851

著者紹介

越野 優子(著者):1988年上智大学文学部国文学科卒。
1994年3月上智大学大学院博士前期課程修了。
2000年3月上智大学大学院博士後期課程単位取得退学。
2007年3月大阪大学大学院博士後期課程修了(博士)。
2008年4月~2009年8月日本学術振興会特別研究員RPD。
2009年9月~2012年8月韓国永同大學校外国語学部日本語科専任教員。
2012年10月~中国福州大学外国語学院日語系専任教員。
現在兼職教授(特聘副教授)

内容

本文研究というのは、作品研究などとは異なり、きわめて緻密な作業と読解力が求められる分野である。
別本はいずれもそうなのだが、全巻がそろっているわけでもなく、写本の扱いも厄介で、巻ごとに位置づけも慎重な扱いが必要となる。
第1章では、そのような背景も考慮し、諸本研究における国冬本の意義を説き、自らの研究の立場を明確にする。その視点のもとに、第2章以下鈴虫巻や柏木巻・藤裏葉巻などに取り組み、独自異文の意義を解釈し、読みの世界を深めていく。
本文の異同に拘泥するのではなく、呼称の問題からさらに作品論へと向かうなど、自ら新しい課題を押し広げようとする姿勢は、今後の研究の指針ともなるであろう。〈序文 伊井春樹 より抜粋〉

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