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教養のヘーゲル『法の哲学』~国家を哲学するとは何か~
佐藤 康邦
著
発行年月 |
2016年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,141p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学 |
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ISBN |
9784883034116 |
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商品コード |
1023055237 |
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NDC分類 |
321.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年12月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023055237 |
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著者紹介
佐藤 康邦(著者):1944年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同大学名誉教授。放送大学客員教授。博士(文学)。「カント『判断力批判』と現代」で第18回和辻哲郎文化賞受賞。
内容
ヘーゲルは、『法の哲学』の主題を「自由」であると語っている。国家、社会を哲学の立場から論ずるということは、国家、社会、そして文化一般を、人間とはいかなるものか、とりわけ人間の考える能力というものはどのようなものかという所にまで引きつけて検討することである。本書は、四角四面に構えて、国家、社会を論ずるということを逸脱した、読者の微苦笑を誘うような「人間通」ヘーゲルという側面を表面に取り出しつつ、難解きわめるヘーゲル『法の哲学』をときほぐし、その全体像を分かり易く解説し、本棚の奥で埃のなかに埋もれさせておくには余りにも惜しいと言うべき、豊穣かつ新鮮な知を提示する。