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グループスキーマ療法~グループを家族に見立てる治療的再養育法実践ガイド~
ジョアン・M.ファレル,
イダ・A.ショー
著
大島 郁葉
翻訳
伊藤 絵美
監修
発行年月 |
2016年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
477p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患 |
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ISBN |
9784772415286 |
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商品コード |
1023188462 |
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NDC分類 |
493.76 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2017年01月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023188462 |
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著者紹介
ジョアン・M.ファレル(著者):グループスキーマ療法の創始者。
イダ・A.ショー(著者):グループスキーマ療法の創始者。
内容
グループを家族として治療的再養育を促進させるスキーマ療法の進化形態「グループスキーマ療法」実践ガイドブック。スキーマ療法では,早期不適応的スキーマ(形成期は適応的だったかもしれないが大人になるにつれてその人に不適応をもたらすスキーマ)を乗り越える「オリジナルモデル」と,現在活性化されているスキーマとそれに対するコーピングによって当事者が「今・ここ」での状態を理解する「モードモデル」,この2つのモデルを使って回復につなげていく。さらにスキーマ療法に固有の治療関係を築く「治療的再養育法(limited reparenting)」では,セラピストは当事者の「健全な親」,当事者は相互に「兄弟姉妹」となり,治療構造という限られたコンテクストにおいてセラピストと当事者が「家族」となる。この点においてスキーマ療法は,従来の認知行動療法とは一線を画している。スキーマ療法をグループで実施するという新たな試みをまとめた本書では,境界性パーソナリティ障害当事者へのモードアプローチを中心に,グループスキーマ療法の実践方法を,実際の言葉遣いを再現した多くの事例とともに紹介する。さらにグループスキーマ療法の成否の鍵を握るバラエティ豊かなテクニック(体験的技法・認知的技法・行動的技法・イメージ技法)も,すぐにでも実施できるようわかりやすく解説する。