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処罰と近代社会~社会理論の研究~
デービッド・ガーランド
著
向井 智哉
翻訳
藤野 京子
監修
発行年月 |
2016年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,379p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/刑法 |
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ISBN |
9784877986520 |
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商品コード |
1023481972 |
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NDC分類 |
326.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年12月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023481972 |
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著者紹介
デービッド・ガーランド(著者):1955年生まれ。スコットランドダンディー出身。ニューヨーク大学ロースクール及び社会学教授。イギリス学士院、エディンバラ王立学院、アメリカ犯罪学会のフェロー。
内容
原書『Punishment and Modern Society』(1990)刑罰プロセスが社会・歴史的な文脈によってどのようにして現在の形をとるようになったのか、処罰が持つ社会的意味は何か。デュルケム、ルッシェとキルヒハイマー、パシュカーニスなど、処罰の歴史的基礎、社会で果たす役割、文化的意義を説明しようと試みてきた社会理論家や歴史家の研究を順に検討。著者は、刑罰が、犯罪統制の技術であるにとどまらず、権力、社会―経済構造、文化の感受性と相互作用し、その結果、複雑な社会制度になっているとの持論を展開。社会と歴史の理論への洞察が、現代社会の処罰、さらにはもっと広く一般の現代社会の特徴に影響を及ぼすこと、そして、それを統合することが、この複雑な社会制度を理解することにつながり、刑罰政策分野でもより現実的で適切なものへと発展し、政策決定者に寄与すると力説する。