Cooperative and Work-Integrated Education in Asia(Routledge Research in International and Comparative Education) H 200 p. 18
内容
本書は8つのアジア諸国(日本、中国、韓国、香港、ベトナム、マレーシア、タイ、シンガポール)におけるコーオプ教育について議論しています。高い水準の教育とコーオプ教育による実践的なスキルを獲得した大卒の労働力を生み出すこと、また、その教育経験をもとに最適な職業に就かせることに関し、各国がいかに尽力しているかについて分析しています。各章はコーオプ教育の歴史的背景と社会経済的状況に特に着目して執筆されており、コーオプ教育をそのステークホルダー、すなわち、大学、学生、企業及び政府がいかに認知しているかを説明しています。コーオプ教育はヨーロッパや北米では決して新しいものではなく、ただし異なる専門用語、例えば「サンドイッチ教育」や「職業訓練」、「インターンシップ」、「職業統合学習」で表されてきました。本書は、コーオプ教育が十分発展している北米やヨーロッパ、オセアニア、アフリカ南部とともに、アジアでの発展と協力を進めることを目的としています。