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張作霖~爆殺への軌跡一八七五-一九二八~

杉山 祐之  著

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価格 \2,860(税込)         

発行年月 2017年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 356p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784560095348
商品コード 1023629488
NDC分類 289.2
個人件名 張/作霖
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年03月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2017/03/19
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023629488

著者紹介

杉山 祐之(著者):1962年生まれ。鹿児島県出身。東京外国語大学中国語学科卒業。読売新聞社中国駐在編集委員。著書に「覇王と革命」など。

内容

人物像と時代を重層的に描いた本格評伝 東京裁判以来、日本では、張作霖爆殺事件に関する膨大かつ詳細な調査・研究が積み重ねられてきた。しかし、満洲(現・中国東北部)に生まれ、清朝末期から中華民国初期の軍閥の時代を生きた人間としての張作霖の全体像は、ほとんど知られていない。 本書は、基本史料はもとより、改革開放後、とりわけ2000年以降に公開された史書、報道、論文の類に依拠し、張作霖の生い立ちから爆殺に至る軌跡を再構築したものである。草莽から身を起こした張作霖は、けた違いの器量によって乱世を駆け上がっていく。匪賊を斃し、モンゴル兵と死闘を演じ、常勝を誇る大軍閥と激突、革命軍にも白旗を掲げることはなかった。満洲を勢力圏とする日本に対しては、その力を利用しながら、傀儡の道を選ぶことなく、最後は日本軍に殺された。 側近や仇敵らのサイドストーリー、日本側の思惑などを盛り込んで、張作霖の人物像と時代の空気を重層的に描くと同時に、激動する近代中国の実像に迫り、遠くない未来に奈落が待ち受けている日本の運命を浮き彫りにする力作である。『覇王と革命』(小社刊)で軍閥混戦の時代を描いた著者が満を持して放つ本格評伝!

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