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アディクションのメカニズム

アントニー・C.モス, カイル・R.ダイヤー  著

橋本 望  翻訳
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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2017年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 206p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患
ISBN 9784772415309
商品コード 1023684598
NDC分類 493.74
基本件名 依存症
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2017年02月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023684598

著者紹介

アントニー・C.モス(著者):ロンドン・サウスバンク大学心理学科の上級講師。
カイル・R.ダイヤー(著者):英国キングスカレッジロンドンの精神薬理学者。サウスバンク大学客員研究員。

内容

アディクション(嗜癖行動)は,誰にでも起こる可能性があるとてもやっかいなものである。気がつかない間にゆっくりと進行し,生活のすべての面に影響をもたらし,治療や予防が非常に難しい。本書では,薬物摂取による脳や身体への影響や耐性・離脱症状などの生物学的基礎,社会学習モデルと自己制御能力の障害についての理論と研究を紹介し,アディクションについて広範な視点から明瞭にわかりやすく説明する。また著者らは,その行動をより深く理解するために,選択と意思決定に注目し,自動認知プロセスと制御された認知プロセスによる二重システム理論という統合的なフレームワークを提唱する。続く章では,上記の知見から導かれた薬理学的・医学的アプローチ,心理社会的アプローチが述べられ,さらにアディクションを予防することの重要性とともに,さまざまな戦略が示される。初学者でも読み進めやすいように,各章のはじめに内容の要点を提示し,重要な概念や考え方の傍証として,「科学的に考えよう」というコラムが随所にちりばめられている。また,巻末には専門用語を簡潔に解説した用語集も付されている。

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