東ドイツ工業管理史論
白川 欽哉 著
内容
目次
序 章 一 歴史的前提と制約条件 二 計画経済化と経営統合 三 労働者蜂起から経済改革へ 四 資源危機とコンビナート改革 五 一九八〇年代経済計算制改革とその帰結 第一章 戦後東ドイツの出発条件 第一節 戦前・戦中の経済構造 第二節 ソ連占領下の賠償と経営再編 第三節 賠償政策の変更 第二章 東ドイツ工業における計画経済の創出 第一節 占領から建国へ 第二節 国家的工業管理システムの創設 第三章 経済改革の「第一の波」 第一節 システム創生期の諸問題――経済改革の兆し 第二節 経済改革と工業管理システムの分権化 第三節 改革への抵抗と部分修正 第四章 相対的安定から経済危機へ 第一節 再集権化の時代 第二節 資源危機と工業管理制度の改革 第三節 コンビナートへの一元化 第四節 コンビナート構想の見直し 第五節 新型コンビナート体制の二つの問題点 第六節 電機・電子工業におけるコンビナート改革の実態――ケーススタディ 第五章 経済計算制改革の限界 第一節 危機対応としての経済計算制改革 第二節 コンビナート内の資金循環と国庫納入金制度 第三節 コンビナートにおける投資ファンドの調達 第四節 危機対策のための物的刺激策 第五節 経済計算制改革の帰結 終 章 あとがき 参考資料・文献一覧 索 引
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