丸善のおすすめ度
現代暗号のしくみ~共通鍵暗号,公開鍵暗号から高機能暗号まで~(共立スマートセレクション 12)
中西 透
著
井上 克郎
他
発行年月 |
2017年01月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
6p,120p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/理工学/情報学/情報理論 |
---|
|
|
ISBN |
9784320009127 |
---|
|
商品コード |
1023725840 |
---|
NDC分類 |
007.1 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年02月3週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023725840 |
---|
著者紹介
中西 透(著者):大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程単位取得退学。広島大学大学院工学研究院情報部門教授、博士(工学)。専門は情報セキュリティ、暗号理論。
内容
1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易になった。また,公開鍵暗号は電子文書の改ざん防止と作成者の確認(認証)が行えるディジタル書名にも応用され,インターネットでのサーバの認証にも利用されるようになった。 本書では,このような現代の暗号・認証技術のしくみを,予備知識なしで理解できるように紹介し,暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない,暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり,その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。 このような暗号・認証技術は,研究者や開発者だけのものでなく,いまや一般人も知っておく必要のある技術ともいえる。本書はそのための一助となるだろう。