丸善のおすすめ度
記憶と追悼の宗教社会学~戦没者祭祀の成立と変容~
粟津 賢太
著
発行年月 |
2017年02月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
6p,355p,20p |
---|
大きさ |
22cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学 |
---|
|
|
ISBN |
9784832968264 |
---|
|
商品コード |
1023725864 |
---|
NDC分類 |
161.3 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年03月4週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/09/17 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023725864 |
---|
著者紹介
粟津 賢太(著者):1965年神奈川県生まれ。創価大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。上智大学グリーフケア研究所特別研究員。専門は宗教社会学・宗教人類学。博士(社会学)。
内容
本書では,戦没者の慰霊・顕彰を,ナショナリズムの文化的側面の中でも死を正当化する観念を再生産する社会的装置およびそれに関連した言説の問題として考察する。具体的には英国のウォー・メモリアルや英連邦戦死者墓地、日本の招魂碑や忠魂碑などの戦没者追悼・記念施設と,それらを中心とする追悼儀礼や言説を研究対象とし,集合的記憶研究の中に位置づけ直す。 これにより,ナショナリズムや集合的記憶が,社会学や人類学の研究としていかなる理論的な位置にあるのかを明らかにし、個別の教会や教団を越えて存在する社会の宗教性という次元を,宗教社会学の視点から扱う。