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日記で読む日本史<12> 物語がつくった驕れる平家

曽我 良成  著

倉本 一宏  監修
在庫状況 有り  僅少 お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,080(税込)         

発行年月 2017年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 207p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784653043522
商品コード 1023728762
NDC分類 210.08
基本件名 日本-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年03月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023728762

内容

一時は権勢を誇りながら、驕り高ぶり、遂には滅びた一族「平家」。長らく受け入れられてきたこれらの平家像は多分に『平家物語』の影響によるものだった。『玉葉』『小右記』などの貴族日記を丹念に読み解き『平家物語』と比較することで、物語がつくりだした平家像を浮かびあがらせ、従来の解釈とは異なる彼らの実像に迫る!【目次】序章 史料としての平安貴族「日記」一 史料としての貴族「日記」/二 貴族「日記」に書かれたこと――「天に代わって」お仕置き?/三 物語の怖さ――より「頼長的」な頼長第一章 「平家に非ざれば人に非ず」一 「人非人」と「人に非ず」/二 「人非人」の用例と意味第二章 禿童――貴族の情報戦略一 禿童の存在――「童」は子供か?/二 京童――六二歳の京童/三 情報の捏造――「渡世」の方法第三章 殿下乗合事件――平重盛の名誉回復一 殿下乗合事件の概要/二 物語と史実との間第四章 兄弟による左右大将独占一 近衛の大将/二 平重盛の右大将就任/三 平宗盛の右大将就任/四 人事権について/五 藤原成親の恨み第五章 安元白山事件一 物語の描く事件/二 貴族「日記」に記録された事件/三 「物語」と「日記」の違い終章参考文献/おわりに

目次

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