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新しい微積分<上>

長岡 亮介, 渡辺 浩, 矢崎 成俊, 宮部 賢志  著

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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2017年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 13p,241p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/数学/解析学
ISBN 9784061565586
商品コード 1023788426
NDC分類 413.3
基本件名 微分学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2017年03月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023788426

著者紹介

長岡 亮介(著者):明治大学理工学部数学科 特任教授
渡辺 浩(著者):明治大学理工学部数学科 教授
矢崎 成俊(著者):明治大学理工学部数学科 教授
宮部 賢志(著者):明治大学理工学部数学科 専任講師

内容

意味を考えるからこそ、技法が身につく

高校から大学へ、微積分の新ルート。探索の旅への優しいガイド

・これまでにない章構成で、最短で「微積分の核心」にせまる。
・独習用としても、講義テキストとしても成り立つ新しいタイプの教科書。
・二分冊。上巻では、べき級数、テイラー展開、1変数関数の積分、曲線、微分方程式を扱う。

【本書“まえがき”より 長岡亮介】

「古き良き時代」の数学が現代の数学教育に示唆するものが,もう 1 つある.それは,理論と応用が一体になっているということであり,ここに本書の第三の動機がある.ユーザーとして現代数学の諸道具を使いこなしたい人々ばかりでなく,純粋数学の修得を志す理学数物系の学生にとっても,数学を応用する経験は,同じく重要であるに違いない.高校数学的な健全な理解の怪しさと危なさに警告を発しながらも,厳密性・純粋性という偏屈な数学主義に陥らないように最大限の配慮を払って記述を進めるようにしたのは,使いこなすことの重要性への配慮に基づく.本書が,あえて極限や実数の話題から入らず,数学ユーザーにとって最も重要なべき級数から入ったのはその一例である.
「大学生の学力低下」を指摘する声は大きい.本書は,数学系の大学教員がこの事態をどう《変革》するか,という問題に対する 1 つの回答であり,壮大すぎるであろう夢を実現しようとする冒険である.現状を打開するために伝統や既成秩序に囚われない数学教育の変革への共感の輪が広がることを祈る.

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