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世界宗教の経済倫理~比較宗教社会学の試み 序論・中間考察~(NIKKEI BP CLASSICS)

マックス・ウェーバー  著

中山 元  翻訳
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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2017年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 217p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/宗教/宗教哲学・宗教社会学
ISBN 9784822255008
商品コード 1023918304
NDC分類 161.3
基本件名 宗教社会学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年03月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023918304

著者紹介

マックス・ウェーバー(著者):1864〜1920年。ドイツを代表する社会科学の巨人。著書に「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」など。

内容

訳者の中山元さんの解説から、一部抜粋した。 ウェーバーの宗教社会学は、三部構成となっている。その目次を次に掲げてみよう。<第一巻> 序 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 『プロテスタンティズムの諸宗派と資本主義の精神』   世界宗教の経済倫理-比較宗教社会学試論   序論   第一部 儒教と道教   中間考察<第二巻>   第二部 ヒンドゥー教と仏教<第三巻>   第三部 古代ユダヤ教 この構成から明らかなように、ウェーバーの宗教社会学は大きく分けて、プロテスタントの倫理を考察する『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』および『プロテスタンティズムの諸宗派と資本主義の精神』の部分と、東洋と中東の宗教の倫理を問う『世界宗教の経済倫理』で構成されているということである。この『世界宗教の経済倫理』は具体的には、第一部で中国の儒教と道教を考察し、第二部でインドのヒンドゥー教と仏教を考察し、第三部ではユダヤの古代ユダヤ教を考察するものとなっている。そしてウェーバーはこれらの三つの地域における宗教的な経済倫理は、プロテスタンティズムとどのように異なり、それが資本主義の成立や興隆の実現をどのようにして妨げたのかを、丹念に追跡していくのである。 これらの三部の考察は大部な著作として残されているが、これらの個別研究とは別に、ウェーバーは宗教倫理と経済の関係について考察する総論に該当する文章を、『世界宗教の経済倫理』に含めている。それが冒頭の「序論」と中国の儒教と道教の考察が終わったところで執筆された「中間考察」である。 「序論」には、これらの世界宗教の考察の方法論的な点検が行われるが、これは「中間考察」でも続けられており、これは中間的な考察であると言うよりも、序論の議論をさらに展開した文章となっている。

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