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液晶~基礎から最新の科学とディスプレイテクノロジーまで~(化学の要点シリーズ 19)
竹添 秀男,
宮地 弘一
著
日本化学会
編
発行年月 |
2017年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,148p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/物性物理学 |
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ISBN |
9784320044241 |
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商品コード |
1023970644 |
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NDC分類 |
428.35 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023970644 |
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著者紹介
竹添 秀男(著者):豊田理化学研究所客員フェロー、東京工業大学名誉教授(理学博士)。
宮地 弘一(著者):JSR株式会社ディスプレイ材料研究所(工学博士)。
内容
テレビ,パソコン,スマートフォンなど,液晶ディスプレイは我々の生活には欠かせない。本書はこれらをわかりやすく解説することを第一の目的とし,液晶を知らない学部学生や一般の読者から,液晶を研究している大学院生,あるいは液晶デバイスの開発をしている企業人にまで役に立つ新しい液晶の本の執筆を試みた。 本書の特徴として,以下の点があげられる。まず,一般人向けに液晶発見の歴史や,液晶ディスプレイの開発小史にかなりのページを割いた。また,液晶ディスプレイに関しては表示の基本原理に留まらず,表示品位を高める技術,液晶デバイスを構成する材料・部材,液晶デバイスの製造技術といった幅広い領域を含めた。これにより企業で液晶デバイスに携わっている技術者にも配慮した。さらに,液晶デバイスの最新の情報をできる限り盛り込むことで技術の最前線を示すことに努めた。これには液晶ディスプレイばかりではなく,液晶の新しい応用展開,液晶以外のディスプレイとの比較なども取り入れた。液晶の応用の記述ばかりではなく,液晶の新しい科学に関しても平易な解説を試みた。 これらのうちいくつかは液晶の基礎科学にとどまらず,将来の新しい応用のシーズになるであろう。液体と結晶の性質を併せ持つ,液晶ならではの興味深い科学や応用があることを理解していただければ,著者らにとって望外の幸せである。