内容
人はいかなる学問や生活領域においても先人や師と呼ばれる存在を自ら見出し、共感・共振することなしに大きく成長はできません。各界の著名人が師・先人を語るシリーズ最終巻。 【目次】 濱田純一(東京大学前総長) ―『銀の匙』の国語教師・橋本武先生と私 久留島典子(東京大学附属図書館長) ―日本中世史研究の先達・石井進先生と私 平岩弓枝(作家) ―文学の師・長谷川伸先生と私 林望(作家、国文学者) ―対照的な二人の恩師、森武之助先生と阿部隆一先生 山極壽一(京都大学総長) ―二人の恩師の夢、今西錦司先生と伊谷純一郎先生 位田隆一(滋賀大学学長) ―日仏の恩師、田畑茂二郎先生とシャルル・ショーモン先生 徳川康久(靖国神社宮司) ―わが先祖、慶喜様の人となり 川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問) ―少年期と青年期の師、吉岡たすく先生とクラマーさん