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グローバル化と憲法~超国家的法秩序との緊張と調整~(憲法研究叢書)
山田 哲史
著
発行年月 |
2017年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,496p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/憲法 |
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ISBN |
9784335303357 |
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商品コード |
1023976085 |
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NDC分類 |
323.01 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023976085 |
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著者紹介
山田 哲史(著者):1984年愛知県生まれ。京都大学大学院法学研究科法政理論専攻修了。岡山大学大学院社会文化科学研究科・法学部准教授。
内容
グローバル化によるヒト・モノ・カネの国境を越えた交流の活発化に伴い、様々な分野において多数国間条約の締結、国際枠組におけるルール設定を通じての国際的規範の形成、さらには国際的司法機関による判例法の形成など、グローバルな法的規範が次々に生まれ、国内法秩序に影響を与えるようになっています。しかし、他国の参加のもとに行われ、かつ主に国家の官僚によって担われている国際的な規範形成というものが、とりわけ議会による法形成を軸とした国内民主主義の観点からみて問題はないのでしょうか。 本書は、こうしたグローバル化における「民主主義の赤字」の問題に憲法学から応答するべく、第1部において条約締結における議会関与のあり方を、また第2部において国内裁判所によるグローバルな法規範の国内適用のあり方を、それぞれドイツ・アメリカの議論を丹念に跡づけることにより考察。憲法学と国際法学との間にも橋を架ける、本格的研究です。