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アーキテクチャと法~法学のアーキテクチュアルな転回?~

稻谷 龍彦  著

松尾 陽  編
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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2017年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 9p,265p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学
ISBN 9784335356919
商品コード 1023976092
NDC分類 320.4
基本件名 法律学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年04月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023976092

著者紹介

松尾 陽(編者):京都大学大学院法学研究科博士後期課程法政理論専攻修了。(博士(法学))。名古屋大学大学院法学研究科准教授。

内容

情報技術の急速な発展に伴い注目される「アーキテクチャ」論。サイバー・スペースを含む物理的環境のコントロールにより人々の行動を誘導・制御する「アーキテクチャ」は今や日常に溶け込み、自由や選択肢を拡げる一方でデフォルトから逸脱する自由を奪う、いわば「不可視の権力」として問題視されています。 例えば、SNSはコミュニケーションの可能性を拡げる一方で文字数制限等のフォーマットに収まらないコミュニケーションを排除してしまうほか、コピーコントロール技術は法で禁止されていないはずの複製行為をも事実上不可能にしてしまいます。そこで、法は何もできないのでしょうか。法はこのアーキテクチャというものをどのように捉えればよいのでしょうか。 本書は、法と法学がいかにアーキテクチャ(論)を飼い馴らし、人間の自由と創造性に資する形で受容していけるかを、法哲学をはじめ憲法学、民事法学、刑事法学など幅広い視点から考察。AI・ロボット時代の到来を前に、法に関わる全ての人に必読の一冊。 【目次】 第1章 「法とアーキテクチャ」研究のインターフェース―代替性・正当性・正統性という三つの課題〔松尾 陽〕 第2章 アーキテクチャの設計と自由の再構築〔成原 慧〕 第3章 個人化される環境―「超個人主義」の逆説?〔山本龍彦〕 第4章 技術の道徳化と刑事法規制〔稻谷龍彦〕 第5章 アーキテクチャによる法の私物化と権利の限界―技術的保護手段は複製の自由を侵害するのか〔栗田昌裕〕 第6章 貨幣空間の法とアーキテクチャ〔片桐直人〕 第7章 憲法のアーキテクチャ―憲法を制度設計する〔横大道聡〕 第8章 [座談会]法学におけるアーキテクチャ論の受容と近未来の法〔大屋雄裕(ゲスト)・松尾陽・栗田昌裕・成原慧〕

目次

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