内容
0~10歳頃のママ・パパ・先生必見。早期教育より大切な子どもとの関わり方とは?世界中の子どもの絵を長年にわたり研究してきた著者が、子どもの絵の豊饒な世界に迫る。子どもはなぜ「頭足人(とうそくじん)」(頭から手足が直接生えている人間の絵)を描くのか? ――その謎を追いかけてたどり着いたのが、子どもの絵の変遷は生物の進化の歴史を再現しているという驚きの答え。また、絵には子どもの「こころ」を知るヒントがいっぱい。それは、意思疎通が難しい幼い子どもとのコミュニケーション法でもあるという新たな見方をもたらす。……他、大人を凌駕する優れた色彩感覚、名画にも通じる感性など、ただの「らくがき」と軽視しがちな絵が、想像をはるかに超える可能性を語り、子どもを見る目を一変させる。「子ども理解」を深め、こころを尊重する教育・育児のあり方に光を当てる書。カラー図版含め約100点の絵を掲載!