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インドネシア国家と西カリマンタン華人~「辺境」からのナショナリズム形成~
松村 智雄
著
発行年月 |
2017年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
11p,320p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/労働経済・人口 |
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ISBN |
9784766423860 |
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商品コード |
1024060766 |
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NDC分類 |
334.424 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024060766 |
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著者紹介
松村 智雄(著者):東京大学大学院博士課程修了。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手。専門は東南アジア地域研究(主なフィールドはインドネシア)、華人研究、移民研究。
内容
▼ふたつの国家に翻弄された西カリマンタン華人の60年の歴史を辿る 本書が対象とするのは、インドネシアの一地域ではあるが、ジャワ島やバリ島といった比較的知られた地域ではなく、カリマンタン島西部という、いわば「辺境」である。西カリマンタンは、インドネシア国家とどのような関わりを持ってきたのか。 この地域は元来、インドネシアのナショナリズムの中心であったジャワ島とは全く異なる歴史的背景を持つ。そのような別個の社会がインドネシアという国家の一部になっていく過程は波乱に満ちたものであった。 またこの地域に暮らす華人たちは、インドネシアと中国というふたつの国家に翻弄されてきた。その60年の歩みを辿り「辺境」に暮らす民衆の視点から歴史を考える。