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京都のおねだん(講談社現代新書 2419)
大野 裕之
著
発行年月 |
2017年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
222p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784062884198 |
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商品コード |
1024120018 |
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NDC分類 |
382.162 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年04月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2017/05/07 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024120018 |
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著者紹介
大野 裕之(著者):1974年大阪府生まれ。京都大学入学を機に上洛、以来京都(ただし洛外)在住。京都大学大学院人間・環境学研究科後期博士課程所定単位取得。専攻は映画・演劇・英米文化史。著書に『チャップリンとヒトラー――メディアとイメージの世界大戦』(岩波書店、第37回サントリー学芸賞)、『チャップリンの影――日本人秘書 高野虎市』(講談社)など。日本チャップリン協会会長、脚本家、映画・演劇プロデューサー。劇団とっても便利代表。脚本・プロデュースを手掛けた映画『太秦ライムライト』は、第13回ニューヨーク・アジア映画祭最優秀観客賞、第18回ファンタジア国際映画祭シュバル・ノワール賞、京都市文化芸術表彰「きらめき賞」などを受賞。
内容
お地蔵さんの貸出料は3000円、発売第一号の抹茶パフェは1080円、では舞妓さんとのお茶屋遊びは? 京都では値段が前もって知らされないことも多く、往々にして不思議な「おねだん」設定に出くわす。京都を京都たらしめているゆえんともいえる、京都の 「おねだん」。それを知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。京都歴二十余年、サントリー学芸賞受賞の気鋭の研究者が解読する、京都の秘密。
なぜこれがこんな高いのか、あんな安いのか、なんで無料なのか、そもそもあんなものになんでおねだんがつくのか――
大学進学以来、京都住まい二十余年。往々にしてそんな局面に出くわした著者が、そんな「京都のおねだん」の秘密に迫る。
そもそも「おねだん」の表示がされていない料理屋さん、おねだん「上限なし」という貸しビデオ屋、お地蔵さんに生ずる「借用料」。
そして究極の謎、花街遊びにはいくらかかる?
京都人が何にどれだけ支払うのかという価値基準は、もしかしたら京都を京都たらしめているゆえんかもしれない。
京都の「おねだん」を知ることは、京都人の思考や人生観を知ることにつながるはず。
2015年サントリー学芸賞芸術・文学部門を受賞、気鋭のチャップリン研究者にして「京都人見習い」を自称する著者による、初エッセイ。