ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

マルクスを再読する~主要著作の現代的意義~(角川ソフィア文庫 G252-1)

的場 昭弘  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,100(税込)         

発行年月 2017年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 397p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784041053683
商品コード 1024128358
NDC分類 309.334
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年04月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024128358

著者紹介

的場 昭弘(著者):1952年、宮崎県生まれ。神奈川大学経済学部定員外教授。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。著書に『超訳「資本論」』全3巻(祥伝社新書)、『一週間de資本論』(NHK出版)、『マルクスだったらこう考える』『ネオ共産主義論』(光文社新書)、『未完のマルクス』(平凡社)、『マルクスに誘われて』(亜紀書房)、訳書にカール・マルクス『新訳 共産党宣言』(作品社)ほか多数。

内容

資本主義国家が外部から収奪できなくなったとき、いったい資本主義はどうなるのか? 
この問題意識から、日本を代表するマルクス研究者が主要著作を読み解いた講義録。

「グローバリゼーションが社会を上位均衡化させる」は、幻想だった。
実際に起こったのは中産階級の崩壊であり、下位均衡化(下の方で貧しくなる事)でしかなかった。
「<帝国>以後の時代」を考えるには、資本主義後の世界を考えたマルクスを再読する必要がある。

ネグリの帝国論とその課題から入り、アルチュセールからスピノザの思想を押さえたうえで、マルクスの主要著作を、「代議制民主主義が世界に普及している現在において、あえて近代市民社会を批判する」という視点から解題していく。
この挑戦、刺激的な読み解きは、資本主義が支配する世界以外を考えられない私たちの頭を解き放つ。
そして、まるで“中世かポスト現代か”というような、ナショナリズムや民族主義、原理主義が氾濫する現代社会を切り拓き、新しい世界を展望するきっかけとなるだろう。

目次

カート

カートに商品は入っていません。