ホーム > 商品詳細

丸善のおすすめ度

清朝の興亡と中華のゆくえ~朝鮮出兵から日露戦争へ~(叢書東アジアの近現代史 第1巻)

岡本 隆司  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \2,420(税込)         

発行年月 2017年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 299p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史
ISBN 9784062204866
商品コード 1024183544
NDC分類 222.06
基本件名 中国-歴史-清時代
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年04月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024183544

著者紹介

岡本 隆司(著者):1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、京都府立大学教授。専攻は、近代アジア史。主な著書に『近代中国と海関』(大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ』(サントリー学芸賞)(いずれも名古屋大学出版会)、『世界のなかの日清韓関係史』『中国「反日」の源流』(いずれも講談社選書メチエ)、『李鴻章』『袁世凱』(いずれも岩波新書)など多数。
本シリーズの責任編集者の一人。

内容

満洲人が漢人を支配してうちたてた清朝。満(マンジュ)、漢、蒙(モンゴル)、藏(チベット)、回(ムスリム)を版図におさめる「盛世」を達成から、20世紀初頭の崩壊まで。朝鮮出兵や日清・日露戦争、あるいは、朝鮮や台湾、モンゴル、ロシアとの関係など、激動する東アジアの視点から大きなスケールで活写する。そこに、現在の問題の淵源が見えてくる。


日本、中国、韓国・朝鮮……。東アジア各国の関係は、ますます混迷をきわめています。日中間の尖閣問題、日韓間の竹島問題はその象徴ですが、それだけではありません。どうしてここまで仲が悪いのか、その本質は、歴史をたどらないかぎり明らかになりません。
本シリーズは、東アジアのいがみあう現実の、歴史的な起原と形成過程をさぐり、問題の核心に迫ります。日中韓を中心とする対立と融和の東アジアの歴史の核心を、学術研究の成果をふまえて描き出します。
第1巻は、清朝の歴史を中心に、日清・日露戦争に至るまでを描きます。
はじまりは豊臣秀吉の朝鮮出兵に求められます。そして、日露戦争の帰結が、ひとつの大きなターニングポイントになります。
満洲人が漢人を支配するという形ではじまった清朝の絶頂と凋落、そして朝鮮やチベットなど周辺国との関係、日中関係。それらを活写して、現在の問題の淵源に迫る力作です。

目次

カート

カートに商品は入っていません。