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虚偽検出~噓を見抜く心理学の最前線~
P.A.ギヨンゴビ,
A.ヴレイ,
B.フェルシュクーレ
著
荒川 歩,
石崎 千景,
菅原 郁夫
監修
発行年月 |
2017年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
16p,373p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/基礎法・法哲学・法思想史・法社会学 |
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ISBN |
9784762829604 |
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商品コード |
1024274666 |
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NDC分類 |
321.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年05月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024274666 |
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内容
「虚偽と真実の発見」に焦点をあて, 犯罪・警察・法の心理学における研究のを一望する。 生理反応の測定,行動観察,会話分析,脳活動の計測など,虚偽検出の確立された手法を網羅的に解説。また,「記憶」「認知的負荷」「リアリティ・モニタリング」「プランニング」「エピソード的未来思考」「戦略化」といった概念との関連性を論じ,不安に基づく伝統的な手法を「認知的アプローチ」で補完することの重要性を指摘する。また,虚偽発見のための面接など,この研究領域の新たな潮流も紹介。 ◆主なもくじ ●Section 1 虚偽検出:確立された手法 Chapter 1 言語的な虚偽検出のツール:供述妥当性分析,リアリティ・モニタリング,科学的内容分析 Chapter 2 非言語的虚偽検出の新知見 Chapter 3 ポリグラフ:現在の実務と新たなアプローチ Chapter 4 有罪知識検出のための事象関連脳電位の法科学的応用 Chapter 5 神経イメージングを用いた虚偽検出 ●Section 2 最近の挑戦 Chapter 6 虚偽に関する信念の本質と起源の探究:一般の人と専門家と考えられる人の潜在的,顕在的知識 Chapter 7 犯行意図の真偽の区別 Chapter 8 異文化間の虚偽検出 ●Section 3 虚偽検出の改善:新たなアプローチ Chapter 9 虚偽検出への認知的アプローチ Chapter 10 証拠の戦略的利用技法:概念の概観 Chapter 11 脳刺激法を用いた虚偽の探索および虚偽検出 Chapter 12 反応時間による虚偽検出 Chapter 13 被疑者の言語的な取調べ対抗戦略:統合モデルを目指して Chapter 14 虚偽の秘密裏の検出 ◆訳者紹介 菅原郁夫* 早稲田大学大学院法務研究科[Chapter 1, 8, 10] 荒川 歩* 武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程研究室 [Chapter 2, 12, 14] 常岡充子 科学警察研究所法科学第四部情報科学第一研究室[Chapter 3] 小川時洋 科学警察研究所法科学第四部情報科学第一研究室[Chapter 4, 5] 太幡直也 愛知学院大学総合政策学部[Chapter 6] 石崎千景* 九州国際大学法学部[Chapter 7, 9, 13] 河野直子 名古屋大学未来社会創造機構[Chapter 11] (*は監訳者を示す)