丸善のおすすめ度
殺生と戦争の民俗学~柳田國男と千葉徳爾~(角川選書 582)
大塚 英志
著
発行年月 |
2017年03月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
390p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
---|
|
|
ISBN |
9784047036079 |
---|
|
商品コード |
1024305305 |
---|
NDC分類 |
380.1 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年04月5週 |
---|
書評掲載誌 |
朝日新聞 2017/05/14、朝日新聞 2017/12/24 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024305305 |
---|
著者紹介
大塚 英志(著者):1958年生まれ。筑波大学人文学類卒業。日本民俗学専攻。批評家、まんが原作者。国際日本文化研究センター研究部教授。著書に「公民の民俗学」など。
内容
柳田國男の最後の弟子、千葉徳爾。だが師の名に比して彼を知る人は少ない。徹底して自然主義を貫いた千葉は、しかしその異端さゆえに、「民俗学者」と名乗ることを抗い続けた柳田の最も正統な弟子とも言える。千葉が異様なほど固執した「殺生の快楽」、必然的に導かれる「戦争」と民俗学の密接な関わり。「公民の民俗学」として柳田学を説いてきた著者が、自らの師の研究に対峙し、現代の民俗学の在り方までを問う渾身の評論。(目次)序章 千葉徳爾『切腹の話』を読む第一章「山の人生」とワンダーフォーゲル第二章 青年運動としての民俗学第三章 殺生の快楽第四章 戦場の民俗学者第五章 実験の史学という問題第六章 「固有信仰」としての残虐性第七章 環境の民俗学第八章 コラージュする民俗学者第九章 「閃き」と「排泄」の学問第十章 日本民俗学の「頽廃」とは何か第十一章 千葉徳爾のロマン主義殺し ――再び「聖セバスチャン」殉教画をめぐってあとがき