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美学講義(叢書・ウニベルシタス 1057)

G.W.F.ヘーゲル  著

石川 伊織, 小川 真人, 瀧本 有香  翻訳
寄川 条路  監修
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価格 \5,060(税込)         

発行年月 2017年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 12p,387p,8p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/美学
ISBN 9784588010576
商品コード 1024318385
NDC分類 701.1
基本件名 美学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2017年06月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024318385

著者紹介

G.W.F.ヘーゲル(著者):(Georg Wilhelm Friedrich Hegel)
1770年、南ドイツのシュトゥットガルトで生まれ、テュービンゲンの神学校で哲学と神学を学んだのち、イエナ大学講師、ハイデルベルク大学教授、ベルリン大学教授となる。発表した本は6点、翻訳『カル親書』(1798年)、小著『差異論文』(1801年)、主著『精神現象学』(1807年)、大著『論理学』(1812–16年)、教科書『エンチクロペディー』(1817年、1827年、1830年)、教科書『法哲学綱要』(1821年)である。1831年にコレラで急死。その後、全18巻のベルリン版『ヘーゲル全集』(1832–45年)が出版される。前半は著作集で、後半は歴史・芸術・宗教・哲学の講義録である。大学での講義を通して「学問の体系」を構築し、ドイツ観念論の頂点に立って西洋の哲学を完成した。
石川 伊織(翻訳):1956年、東京都生まれ。法政大学大学院修了、文学修士。現在、新潟県立大学教授。単著に『倫理の危機?──「個人」を超えた価値の再構築へ』(廣済堂出版、2002年)、共著に『ヘーゲルを学ぶ人のために』(世界思想社、2001年)、『ヘーゲル哲学への新視角』(創文社、1999年)、『近世ドイツ哲学論考──カントとヘーゲル』(法政大学出版局、1993年)など。
小川 真人(翻訳):1965年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院修了、美術博士。現在、東京工芸大学教授。単著に『ヘーゲルの悲劇思想』(勁草書房、2001年)、共訳にオットー・ペゲラー編『ヘーゲル講義録研究』(法政大学出版局、2015年)、マルティン・ゼール『自然美学』(法政大学出版局、2013年)、G.ベーメ『感覚学としての美学』(勁草書房、2005年)など。
瀧本 有香(翻訳):1988年、福井県生まれ。早稲田大学大学院修了、文学修士。現在、日本学術振興会特別研究員。共著に『ヘーゲル講義録入門』(法政大学出版局、2016年)論文に「シェリングとヘーゲル──その芸術観と芸術の地位」(『哲学世界』第37号、2014年)、「ヘーゲル美学における有機体の美しさ」(『哲学世界』別冊第5号、2013年)、共訳にオットー・ペゲラー編『ヘーゲル講義録研究』(法政大学出版局、2015年)など。
寄川 条路(監修):1961年、福岡県生まれ。ボーフム大学大学院修了、文学博士。現在、明治学院大学教授。単著に『新版 体系への道』(創土社、2010年)、『ヘーゲル哲学入門』(ナカニシヤ出版、2009年)、『ヘーゲル『精神現象学』を読む』(世界思想社、2004年)、共著に『ヘーゲル講義録入門』(法政大学出版局、2016年)、共訳にオットー・ペゲラー編『ヘーゲル講義録研究』(法政大学出版局、2015年)、『初期ヘーゲル哲学の軌跡──断片・講義・書評』(ナカニシヤ出版、2006年)など。

内容

西洋美学思想史に燦然と輝くヘーゲル美学。しかし従来読まれてきた版は、聴講者H. G. ホトーの手で「体系」へと編集され、歪曲されたテキストであった。1995年にH.シュナイダー編で初公刊された本書は、1820/21年冬学期ベルリン大学での美学講義を忠実に伝える校訂版であり、ヘーゲル美学のありのままの姿を示すとともに、その後の講義の発展をすべて内包する基礎的内容をなす。

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