世界中の研究者からの幅広い寄稿により、本書は、政治哲学から法学、社会心理学、経済学、社会人類学、ジェンダー研究などから導き出された社会概念や理論を幅広くカバーしています。
社会理論に関連した主な学派や重要な理論（とその背後に存在する個々人の理論家）及び最近の傾向を全てカバーし、貧困や犯罪、現代の社会問題や課題といった関連するトピックスについての本質的な議論も提示しています。古くから存在する社会理論における様々な議論を相殺するものとして、文明の衝突、環境主義、ポストコロニアル理論、ポストヒューマニズム、サイボーグ、延命に関する研究に関する異論の多い現代的な議論について、最新の研究成果を提供しています。850を超える詳細な項目が掲載され、それぞれには要旨や相互参照、参考文献一覧、さらなる研究のための推薦文献が付記されています。包括的で信頼のおける本書は、今日のグローバル化した世界に伴う社会理論の発展と最新の理論を提示した必要不可欠な資料集です。

【本書の特長】
・社会理論のあらゆる側面について、包括的で学際的な概観と分析を提供しています。
・世界中の専門家による850を超える詳細な書き下ろしの項目を収録しています。
・現代の社会理論の発展に関連するすべての主要な理論や理論家、学派、分野、議論、思想体系、発展過程、認識論、方法論を収録しています。
・現代のカルチュラル・スタディーズやフェミニズム、ポスト世俗主義、ポストモダニズムの概念を取り入れています。
・文明の衝突や環境主義、ポストコロニアル理論、ポストヒューマニズム、サイボーグ、延命に関する研究に関連した異論の多い現代的な議論を調査しています。