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超能力微生物(文春新書 1125)

小泉 武夫  著

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価格 \990(税込)         

発行年月 2017年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 221p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/微生物学
ISBN 9784166611256
商品コード 1024380156
NDC分類 465
基本件名 微生物
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年06月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024380156

内容

くさいが美味い! 小さいがしぶとい!
酵母、細菌、カビの神パワーに発酵仮面が迫る!!

古来から日本人は、麹(酒)、味噌、醤油など、微生物のはたらきを利用した食品を大切にしてきた。発酵によってアミノ酸など「うまみ成分」が増し、保存期間も長くなる。また、健康維持に「腸内細菌」が大きな役割を果たしていることも近年わかってきた。まさに人類は、微生物に支えられて生きてきたのである。
それだけではない。この地球上には人類が考えもつかないような“超能力”をもった微生物が、まだまだ無数に存在していることが明らかになってきた。
たとえば、100℃以上の熱湯中に生きる微生物、超高濃度の塩水(死海)に生息する微生物、硫酸なみの強酸や強力放射能を浴びても死滅しない微生物……。
しかも、人類に天の恵みをもたらしてくれる微生物も続々発見されている。
動物性脂肪を植物性油脂に変換する微生物、天然希少香料を醸す微生物、汚染物質や有毒化学物質を分解してしまう微生物、天然資源(レアメタル)のありかを探し出す微生物……。もちろん、新たな抗生物質、特効薬を作り出すのも微生物だし、食糧難を解決してくれる可能性さえ秘めている。

分子生物学の進歩によって、「ゲノム編集」「遺伝子組み換え」がブームだ。しかし、人為的にDNAを組み換えてわけのわからない生物をつくるより、自然界にまだまだ人知れず存在する“超能力微生物”を見つけ出してきて利用するほうが、はるかにエコロジカルかつ合理的ではないか。

驚愕の「微生物グルメ」のエピソードも満載!
味覚を刺激されつつサイエンスのミステリーにせまる「発酵仮面」の真骨頂ここにあり!

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