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ニーマイヤー104歳の最終講義~空想・建築・格差社会~
オスカー・ニーマイヤー
著
アルベルト・リヴァ
編
阿部 雅世
翻訳
発行年月 |
2017年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
90p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/理工学/建築学/各種の建築 |
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ISBN |
9784582544589 |
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商品コード |
1024380192 |
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NDC分類 |
520.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年07月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2017/07/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024380192 |
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著者紹介
オスカー・ニーマイヤー(著者):ブラジル生まれの建築家。1943年に師ルシオ・コスタと共にブラジル旧教育保健省、1952年にル・コルビュジエと共にニューヨーク国連本部ビルを設計。1950年代後半にはブラジルの新首都ブラジリアの主要建築物の設計を手がける。104の歳まで生涯にわたり旺盛な創作活動を続け、フランス共産党本部ビル(1965)、モンダドーリ本社(1970)、ラテンアメリカ記念公園市民広場(1988)、ニテロイ現代美術館(1996)、オスカー・ニーマイヤー文化センター(2011)など世界に数多くの傑作建築を遺した。ブラジリアの建築群は1987年に、パンプーリャ近代建築群は2016年に世界文化遺産に登録されており、1984年からはリオのスラム街の子どもの教育センターICEPの設計にも従事、200校以上が建設されている。1963年にレーニン国際平和賞、1970年にアメリカ建築家協会金賞、1988年にプリツカー賞、ベネチア国際建築ビエンナーレでは、1963年、1996年と2度の金獅子賞を受賞。日本では、2004年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。
阿部 雅世(翻訳):阿部 雅世:Masayo Ave
1962年東京生まれ、デザイナー。法政大学工学部建築学科卒。90年渡伊。ドムスアカデミー工業デザイン科マスター修了。以降、欧州を拠点に感覚体験に基づくデザイン活動に従事し、建築、工業デザイン、素材研究など幅広い分野で国際デザイン賞受賞。2005年よりベルリン芸術大学、エストニア芸術大学、ベルリン国際応用科学大学教授を歴任。子どもと教育者のための新しいデザイン教育プログラムの開発にも取り組み、世界各地でワークショップを開催している。2022年度より金沢美術工芸大学客員教授。著書に原研哉との対談集「なぜデザインなのか。」(平凡社)、翻訳書に「ムナーリのことば」、ブルーノ・ムナーリ かたちの不思議「円形」「正方形」「三角形」(平凡社)、「空想旅行」「点と線のひみつ」(トランスビュー)、「ニーマイヤー104歳の最終講義―空想・建築・格差社会」(平凡社)等がある。独ベルリン在住。
内容
現代を代表する建築家が遺した最後のメッセージ。広がる格差、底辺に押しやられる若者。社会は、建築は、解決のため何ができるのか。