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エドガー・アラン・ポーとテロリズム~恐怖の文学の系譜~(フィギュール彩 89)
西山 智則
著
発行年月 |
2017年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
270p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/イギリス文学 |
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ISBN |
9784779170904 |
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商品コード |
1024380409 |
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NDC分類 |
930.268 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年07月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024380409 |
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著者紹介
西山 智則(著者):愛媛県生まれ。大阪大学言語文化研究科博士(言語文化学)。埼玉学園大学人間学部教授。研究領域は、エドガー・アラン・ポーおよびアメリカ小説・映画。著書に「恐怖の表象」など。
内容
「9・11」以後のテロの時代に、ポーの「恐怖の文学」を読む 本書は、テロリズムを軸に、 エドガー・アラン・ポーの「恐怖のテクスト」を 先行/後続する映画や文学作品という「縦糸」、 同時代の文化や事件などの「横糸」という 「インターテクスト性」から読み解こうとする 文化研究である。 商業作家ポーは本を売るために多彩な戦略を練りあげ 手段を選ばなかったが、文学研究者はもちろん 一般の読者にも著者の声が届くように、 ポーが煽情性を煽ったように不気味な図版を散りばめ、 専門性を避けて読みやすい一冊になっている。 そう、本書は、サブカルチャーとポーを 「ハイブリッド」に混ぜて論じてゆく。 サブカルチャーで「偽装」し、 サブカルチャーに「寄生」したポー論でもある。