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ワシントン緊急報告アメリカ大乱
吉野 直也
著
発行年月 |
2017年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
334p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784822255176 |
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商品コード |
1024431435 |
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NDC分類 |
312.53 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年06月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/06/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024431435 |
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著者紹介
吉野 直也(著者):1967年神奈川県生まれ。日本経済新聞社前ワシントン支局記者、政治部次長。ホワイトハウス、国務省、国防総省、米議会を担当。著書に「「核なき世界」の終着点」がある。
内容
ケント・カルダー米ジョンズ・ホプキンス大学ライシャワー東アジア研究所長「トランプの米国の今日と明日を知る必読書」 以下、本書「はじめに」から、一部抜粋する。 「不動産王から大統領に駆け上ったドナルド・トランプを取材していて忘れられない場面が2つある。1つは共和党候補の指名を確実にした2016年5月3日のインディアナ州予備選で勝った後の演説、もう一つは大統領に当選した11月9日未明の勝利演説の際の表情だ。 勝ったにもかかわらず、いずれも笑顔がなく、顔面蒼白だった。5月は大統領になる確率が数字上は5割になり、11月は大統領になるのが決まった。職責の重さを実感した緊張に映ったが、同時にトランプは大統領を本当にやりたいのだろうか、という疑問が浮かんだ。「大統領になる」のと「大統領をやる」のは違う。 (中略) トランプの2つの表情から「大統領にはなりたい」が「大統領はやりたくない」という相克が一瞬透けたようにみえた。白黒をつけずに灰色にとどめるのも必要な大統領のような仕事が得意でないことはトランプ自身がもっとも知っているからだ。 (中略) 政権発足から2カ月あまり。トランプ氏が「偽ニュース」と一部の米メディアに当たり散らす姿は、「大統領になる」のと「大統領をやる」間の壁にぶつかって葛藤しているように感じられる。 (中略) 戦後の世界の秩序づくりを主導してきた米国そのものがトランプの登場により、混乱の元凶になりかねない。世界の未体験ゾーンでもある。大統領選、政権発足から2カ月余りみて「米国大乱」の思いを強くし、それが本を書く出発点になった。 日本経済新聞政治部で20年近く、そして米州総局ワシントン支局で5年間全米を取材した蓄積を「ワシントン緊急報告」として発表する。」