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路地裏の民主主義(角川新書 K-138)
平川 克美
著
発行年月 |
2017年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
222p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典 |
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ISBN |
9784040821238 |
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商品コード |
1024434335 |
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NDC分類 |
304 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年06月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2017/06/11 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024434335 |
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著者紹介
平川 克美(著者):1950年、東京都生まれ。実業家、著述家。早稲田大学理工学部卒業。現在、株式会社ラジオカフェ代表。2011年4月より立教大学大学院特任教授。16年4月より立教大学大学院客員教授、早稲田大学講師。14年3月より、池上線・荏原中延に隣町珈琲を開き、店主となる。主な著書に『路地裏の資本主義』『一回半ひねりの働き方』『グローバリズムという病』『小商いのすすめ』『移行期的混乱』『経済成長という病』などがある。
内容
世界の様相は、予想を上回るスピードで変化している。グローバリズムに対する揺り戻しがくるとすれば、それは再分配に配慮した国民国家の再生に向けての動きであり、同時に、ナショナリズム的な復古主義が勃興してくる危険性も懸念された。簡単に言ってしまえば、左からの揺り戻しと、右からの揺り戻しがあるということだ。経済も、政治も、環境も、個人がコントロール可能なスケール(ヒューマン・スケール)を超えて肥大化しており、わたしたちの予想を超えたスピードで変化している。しかし、だからと言って、不公正や横暴がまかり通ることや、戦争への危険を手をこまねいて見ているわけにはいかない。 思想的拠点は存在しなくとも、わたしたちには生活の拠点がある。息の長い、実感の伴った生活の場から、今の状況を見つめ直すことはできるからだ。人が生きていく上で本当に大切なものは、変わらない、路地裏を歩けば、忘れてはならないものが見えてくる。オリンピック問題、カジノ法案、憲法改正論議、グローバル教育、権力とメディアなど、市井の思想家が日本社会の違和感について考察していく。
第1章:路地裏から民主主義を考える
第2章:路地裏のメディア論
第3章:路地裏の記憶を歩く
第4章:路地裏の読書、ときどき映画
第5章:人間のための経済学
終章:民主主義について語るために、わたしたちは生まれた町に帰ってきた