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反戦後論

浜崎 洋介  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2017年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 285p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784163906485
商品コード 1024448844
NDC分類 910.264
基本件名 日本文学-歴史-昭和時代(1945年以後)
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年06月3週
書評掲載誌 産経新聞 2017/05/28、東京・中日新聞 2017/07/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024448844

内容

1978年生まれの筆者の周囲にあったのは、茫漠たる郊外ーーニュータウンだった。
その出発点から、戦後思想とはどのように映るのか?
大東亜戦争、象徴天皇、三島由紀夫、小林秀雄、福田恆存、柄谷行人、中上健次、
坂口安吾、あるいはロレンス、ピケティ・・・・。思索を深めるにつれ、あらわれて
きたのは「政治と文学」という問題だった。本書は、必ずしも「戦後批判」を志向
していない、端的に「戦後よ、さよなら」と言うものだと考えてもらいたい、と
筆者は言う。さらに、こう続ける。

いずれにしろ、私は「政治と文学」のけじめを曖昧にしながら、
いつかその両者が一致するだろうことを夢見るような「戦後」的な
言葉については何の興味もないことだけは断っておきたい。
私の描きたかったのは、人間の可能性ではなく、必然性であり、
人間の自由ではなく事実だった。 (あとがきより)

いま文芸、論壇界で注目を集める気鋭の批評家が、
戦後思想に新たな問題を提起する画期的論考!

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