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ロシアの世紀末~<銀の時代>への旅~
海野 弘
著
発行年月 |
2017年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
552p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ロシア史 |
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ISBN |
9784788515239 |
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商品コード |
1024622658 |
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NDC分類 |
238.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年07月2週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2017/12/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024622658 |
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著者紹介
海野 弘(著者):1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。世紀末から現代まで、美術・音楽・映画など多彩な文化が交錯する都市空間をテーマに、ジャンルを超えた刺激的な評論活動をつづけている。
内容
◆いま蘇るロシアの19世紀末群像 十九世紀中葉はロシアの〈金の時代〉といわれ、ゴーゴリ、トルストイ、ドストエフスキーなどが活躍する黄金時代でした。そして一九一七年のロシア革命のあとは、ロシア・アヴァンギャルドの全盛期でした(短期間ですが)。ではその間はというと、今までは谷間の時代のように思われてきましたが、最近、〈銀の時代〉という名前で呼ばれる、ロシア独自のアール・ヌーヴォーの時代であったとして、見直されています。文学者ではチェーホフ、ブローク、画家ではベールイ、ヴルーベリ、ベヌア、バレーではディアギレフ、ニジンスキーなどが活躍したのです。著者は、これらの芸術家たちを、ペテルブルクやモスクワという都市空間のなかに置いていきいきと歩き回らせ、この時代を浮かび上がらせます。ロシア文学を専攻し、都市論を得意とした著者ならではの「集大成」ともいえる力作です。図版百点を収録。