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分裂と統合の日本政治~統治機構改革と政党システムの変容~
砂原 庸介
著
発行年月 |
2017年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
204p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784805111123 |
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商品コード |
1024760869 |
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NDC分類 |
312.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年08月2週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2017/10/01 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024760869 |
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著者紹介
砂原 庸介(著者):1978年大阪府生まれ。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了。神戸大学大学院法学研究科教授。「大阪」でサントリー学芸賞受賞。
内容
▼1990年代、日本では2つの政治改革が進められた。1つは中選挙区制から小選挙区制への選挙制度改革、もう1つは地方分権である。▼小選挙区制は、派閥の価値と領袖の権威を崩壊させ、結果的に総理大臣(与党総裁)の権力を肥大させたが、地方分権は地方の首長の権限を飛躍的に拡大させた。▼それは「国政」と「地方政治」の間に権力の分裂を招き、与党(自民党)と野党(民主党)の外側に、より強硬な主張を掲げる地域政党(首長党)を生み出すことになった。▼野党が抱える困難に注目して、閉塞感漂う日本政治の構造的要因を見出す、最新の研究成果。