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荘子~全現代語訳~<下>(講談社学術文庫 2430)
池田 知久
翻訳
発行年月 |
2017年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
413p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学 |
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ISBN |
9784062924306 |
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商品コード |
1024766142 |
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NDC分類 |
124.25 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年07月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024766142 |
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著者紹介
池田 知久(翻訳):池田 知久(いけだ ともひさ)
1942年生まれ。 東京大学文学部卒業。同大学院大学院博士課程修了。東京大学教授、大東文化大学教授などを歴任。東京大学名誉教授、山東大学名誉教授。専門は中国思想。
著書に、『荘子 全訳注(上下)』『馬王堆漢墓帛書五行篇研究』 『諸子百家文選』『老荘思想』 』『郭店楚簡儒教研究』『占いの創造力 現代中国周易論文集』『『老子』 その思想を読み尽くす』、『中国思想文化事典』(共著) などがある。
内容
「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがよく知られているが、それだけではない、西洋哲学を凌駕する深い哲学・思想がある。最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間には決して把えられないものであるという根本テーゼを定立した。宇宙論、生き方、処世、芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ名著。
『荘子』は現在三十三篇本として確立しています。、内篇のみが荘子の自著であり、外篇・雑篇は荘子の弟子・後輩あるいは亜流の作であり、内篇は成立が最も早く価値も最も高く、外篇は成立がやや新しく価値も低くなり、雑篇ともなれば成立が最も新しく価値も最も低いというのが通説です。しかし、訳注者はその内容はどれも興味深いものであるとの立場をとります。
『荘子』には、よく知られた「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがありますが、西洋哲学を超えるような大変に深い哲学・思想をふくんでいます。
「斉物論」は、中国古代の道家にとって最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間の知恵によっては決して把えられない何ものかであるという根本テーゼを始めて定立しました。
宇宙論から人間の生き方、処世から芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ面白さをもった『荘子』を全編、【総説】【現代語訳】【原文】【解説】を付し、達意の訳文と丁寧な解説で読み解いていきます。
『荘子 全訳注 下』(講談社学術文庫 2014年5月刊)の簡易版です。