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リトアニア~歴史的伝統と国民形成の狭間~
早坂 眞理
著
発行年月 |
2017年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
428p,112p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/東欧史 |
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ISBN |
9784779123405 |
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商品コード |
1024793870 |
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NDC分類 |
238.84 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024793870 |
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著者紹介
早坂 眞理(著者):1948年生まれ。札幌市出身。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。東京工業大学名誉教授。著書に「ウクライナ」「革命独裁の史的研究」「ベラルーシ」など。
内容
大国に囲まれた小国=境界領域の国民形成の アイデンティティを求める活動は多岐にわたるが、 ナショナリズムを含めて往々にして分断に及ぶ。 特にリトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、 ポーランド地域の歴史は複雑に錯綜し、 様々な政治権力が絡み合う。 本書は、そうした歴史潮流において、 元々、「歴史的リトアニア」という 多元文化社会を元にした郷土理念が 底流にある人物の思想と行動、また、 その郷土理念が影響する政治の流れや、 それぞれの時代に表出した出来事を 読み解いていくことで “早坂史学”とも言うべき研究成果を 物した労作である。 東欧・ロシア史研究の基本図書といえる。