触発する歴史学~鹿野思想史と向きあう~
内容
目次
序 説 鹿野思想史と向きあう--「近代」への問い(黒川みどり) 第一部 鹿野思想史の成立と方法 一 触発する歴史学――鹿野思想史の特徴と性格について(北河賢三) 二 前期鹿野思想史学の確立過程――『資本主義形成期の秩序意識』の形成にそくして (戸邉秀明) 三 鹿野思想史と丸山政治思想史――ドレイ性の剔抉(黒川みどり) 第二部 鹿野思想史の焦点/その問題群 四 「個性のふるまい」をめぐって(小林瑞乃) 五 呪詛される近代――大正デモクラシーと民衆思想史の交点で(上田美和) 六 鹿野女性史の視角――『現代日本女性史』を読む(和田 悠) 七 思想史の場としての「健康」(高岡裕之) 八 「兵士論」とその問題点――「インテリ兵」と「農民兵士」(赤澤史朗) 九 鹿野政直「浜田知明論」の深度と射程――歴史家が絵画を読むということ (小沢節子) 一〇 いのちの思想史の方へ――鹿野思想史にとっての沖縄(戸邉秀明) あとがき(戸邉秀明)
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