内容
真福寺と称名寺に所蔵される禅籍を中核として、その他の寺院・文庫などに現存する貴重写本を併せて収録、影印・翻刻に解説を付し掲載。中世禅にまったく新たな光を当てる。第10巻は、従来未公刊の『覚性論』『養心抄』など、称名寺蔵・金沢文庫管理の写本を中心に収録。本巻責任編集―道津綾乃（金沢文庫主任学芸員）・高橋秀榮（元金沢文庫文庫長）。【内容】見性成仏論（称名寺）／覚性論（称名寺）／百丈禅師広説・法門大綱（称名寺）／宗鏡録要処（称名寺）／養心抄（称名寺）／禅宗法語（称名寺）／明心（称名寺）／正法眼蔵打聞（称名寺）／禅門詩文集（称名寺）／嘉泰普灯録（称名寺）／舎利礼文（称名寺）／宋人参詣育王山之時礼拝文（称名寺）／伝心法要（大谷大学）
