バリと観光開発~民主化・地方分権化のインパクト~
井澤 友美 著
内容
目次
序 章 民主化と地方分権化時代のインドネシア 第1節 問題の所在 第2節 先行研究 第3節 分析視点と研究方法 第1章 バリ観光開発の史的考察:観光地バリの形成・発展・課題 第1節 「創られた」バリ文化 第2節 混乱するバリ社会 第3節 中央主導型大型開発の展開 第4節 小 括 第2章 地域間経済格差と観光収益の流出 第1節 地方分権化と経済格差の拡大 第2節 観光収益の流出 第3節 広がる政治参加と北部開発への動き 第4節 小 括 第3章 地方自治の時代における治安維持の問題 第1節 国内移住者の流入と治安 第2節 広がる違法営業施設 第3節 薬物犯罪 第4節 崩壊する「最後の楽園」 第5節 小 括 第4章 「グリーン・プロヴィンス・バリ」と環境問題 第1節 バリ州の環境問題 第2節 バリの「ゴミの島」化 第3節 森林地帯の荒廃 第4節 持続可能な観光政策の始動 第5節 小 括 第5章 民主化・地方分権化時代のサステイナブル・ツーリズム 第1節 サステイナブル・ツーリズムの高まり 第2節 モンキーフォレストにおけるサステイナブル・ツーリズムの実態調査 第3節 サステイナブル・ツーリズムの成果と課題,ジレンマ 第4節 小 括 第6章 世界遺産制度とバリ 第1節 世界遺産とインドネシア 第2節 バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム 第3節 世界遺産化とスバック保全 第4節 小 括 終 章 民主化・地方分権化時代のバリ社会 第1節 バリ社会の課題 第2節 民主化と地方分権化以降のバリ社会
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