The Palgrave Handbook of Dark Tourism Studies hardcover XXXV, 768 p. 18
内容
このハンドブックは「ダークツーリズム」(現在の国際観光経済における死の商品化)に関する研究についての決定的な資料集です。ダークツーリズム、死や災害の現場への観光客の滞在に光を当てることにより、観光のための国際移動、観光客の体験、観光する意味の共創、さらに「負の遺産」の成立過程と経験に関する論点を提示します。
本書は、各大陸を代表する執筆者による学際的な観点を採っています。産業とメディアによる「実社会」の視点と議論を下支えする概念とを組み合わせ、「心を痛める遺産」に関する包括的で根拠のある観点を提供しています。このハンドブックは、テーマごとに分類され、進歩的なアプローチを採っています。
本書は、社会学、死生学、歴史学、地理学、カルチュラル・スタディーズ、哲学、心理学、経営管理、博物館学と遺産観光学、政治学、宗教学、そして人類学を背景とした、記念行為と倫理観の諸側面に関心を持った学生や研究者にとって必読の文献となっています。