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サルの子育てヒトの子育て(角川新書 K-150)

中道 正之  著

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価格 \902(税込)         

発行年月 2017年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 280p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/生物学/動物学
ISBN 9784040821313
商品コード 1025103535
NDC分類 489.9
基本件名 霊長類
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年09月3週
書評掲載誌 読売新聞 2017/10/08
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025103535

著者紹介

中道 正之(著者):1955年京都府生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。同大学大学院人間科学研究科教授。学術博士。ニホンザルの行動研究に従事。著書に「ニホンザルの母と子」など。

内容

霊長類(ヒトとサル)と他の動物を分ける大きな特徴は、親指と他の指が向き合った手を持っていることです。これにより霊長類は、モノを握り、つかみ、指でつまむことさえ出来るようになりました。だから知能が発達したとも言えます。また、このような手を持っていることで、霊長類は子供を抱けるようになりました。母と子が胸と胸を合わせて長い時間過ごせるのは、ヒトを含む霊長類だけです。「子を抱く」という行動は、ヒトとサルの共通祖先の頃から持っている、古く、そして大事な行動の可能性が高いと言えます。本書はサルとヒト、それぞれの子育てを比較し、分析します。似ている点、違う点を挙げることで、進化の過程で人間だけが獲得した子育ての方法が浮き上がってくるはずです。序章 ヒトはどんな生きものですか?第1章 握る手、つまむ指第2章 顔の前にある両目第3章 ヒトだけがひとりで出産しなくなった理由第4章 抱っことおんぶ第5章 サルにもある子育ての個性第6章 父ザルの子育て第7章 孫の世話をするサル終章 「ほめる」ことはサルにはできない<赤ん坊が母にしがみつく行動は霊長類が生き残るためにとても大事な行動であり、能力である。進化の隣人を通して、いま、私たちの親子関係を考えよう。サル研究40年、日本霊長類学会会長による子育て、抱っこ論>

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