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歴史としての大衆消費社会~高度成長とは何だったのか?~(総合研究現代日本経済分析 第2期)
寺西 重郎
著
発行年月 |
2017年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
4p,377p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784766424478 |
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商品コード |
1025131321 |
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NDC分類 |
332.107 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年09月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2017/11/11 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025131321 |
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著者紹介
寺西 重郎(著者):経済学博士(一橋大学)。一橋大学経済研究所専任講師などを経て、一橋大学名誉教授。著書に「経済行動と宗教」「戦前期日本の金融システム」「日本の経済システム」など。
内容
▼戦後70年、高度成長の「呪縛」を乗り越え、日本再構築に向けた針路を示す! 敗戦の瓦礫のなか、日本は生活文化の全面的な西洋化・アメリカ化を「さしあたって」決意した。大衆消費社会、分厚い中間層と高度成長はそこから生まれ、その後の経済停滞はこうした歴史理解の取り違えから生じた。 そして現在、われわれの生活文化感覚は着実に伝統回帰しつつある。21世紀日本のあり方を考えるには、鎌倉時代に始まり江戸時代に完成した日本伝統の資本主義が育んだ文化と精神を再評価し、1000年の歴史のなかで戦後70年の意味を問い直さなければならない。