丸善のおすすめ度
言語学者が語る漢字文明論(講談社学術文庫 2445)
田中 克彦
著
発行年月 |
2017年08月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
307p |
---|
大きさ |
15cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
---|
|
|
ISBN |
9784062924450 |
---|
|
商品コード |
1025136938 |
---|
NDC分類 |
810.9 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書/学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2017年09月4週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025136938 |
---|
著者紹介
田中 克彦(著者):1934年生まれ。東京外語大学モンゴル語科卒業。一橋大学大学院社会学研究科修了。一橋大学名誉教授。専門は社会言語学、モンゴル語学。言葉と国家と民族の関係について総合的に研究を進めている。
著書に『ことばと国家』『エスペラント――異端の言語』『ノモンハン戦争――モンゴルと満洲国』(岩波新書)『ことばとは何か』(講談社学術文庫)などがある。
内容
漢字は言葉ではない。記号である。漢字にはオトは必要ない。どの言語ででも漢字を「訓読み」できる。では、中国文明の周辺地域を含めた「漢字文化圏」とは自明のものなのか。歴史上の突厥・契丹・西夏・女真・モンゴル文字など、漢字からの自立運動は何を意味するのか。漢字を残す日本語は独自の言語であることの危機に瀕しているのか。言語学者が考察する文字と言語の関係。