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古典的名著に学ぶ微積分の基礎

高瀬 正仁  著

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価格 \2,750(税込)         

発行年月 2017年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,200p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/理工学/数学/解析学
ISBN 9784320113206
商品コード 1025140552
NDC分類 413.3
基本件名 微分学
本の性格 テキスト
新刊案内掲載月 2017年09月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025140552

著者紹介

高瀬 正仁(著者):昭和26年群馬県生まれ。数学者、数学史家。専門は多変数関数論と近代数学史。歌誌『風日』同人。九州大学全学教育優秀授業賞、日本数学会賞出版賞受賞。著書に「リーマンと代数関数論」など。

内容

 微分積分学の歴史は古く,西欧近代の数学がいよいよ大きな盛り上がりを見せようとする黎明の時代,17世紀にまでさかのぼる。その後,微積分が発展していく流れにおいて,ロピタル,オイラー,ラグランジュ,コーシー,フーリエ,ピカール,グルサ,ジョルダン,デデキントなど,大物数学者が著した書物が,その理解・発展に重要な役割を果たしてきた。また,日本においても,高木貞治著『解析概論』(岩波書店)や藤原松三郎著『数学解析第一編 微分積分学』(内田老鶴圃)といった名著が読み継がれてきている。 本書では,名著として名高い古典的著作を適宜引用しながら,著者独特の語り口で,微積分の基礎を解説していく。『解析概論』を軸とし,『数学解析』や西欧の古典的名著の数々をその周辺に散りばめながら,関数とは何か,数とは何か,無限級数の収束とは何か,微分とは何か,積分とは何かなど,「微積分の厳密化」に関して考察を進めていく。 微積分の理論的側面のみならず,その歴史的流れも捕らえ,なおかつ数学を創った人びとが持っていたであろう,論理的厳密性の根底に横たわる数学的実在感を感じとることも可能となる,稀有な一冊である。

目次

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