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カラヴァッジョを読む~二点の通称《洗礼者聖ヨハネ》の主題をめぐって~
木村太郎
著
発行年月 |
2017年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
244p,29p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/彫刻・絵画 |
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ISBN |
9784883034420 |
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商品コード |
1025226345 |
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NDC分類 |
723.37 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年10月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025226345 |
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著者紹介
木村太郎(著者):1978年、北海道生まれ。2007年、大阪芸術大学大学院博士課程修了。博士(芸術文化学)。大阪芸術大学大学院助手、立命館大学文学部非常勤講師を経て、2012年よりイタリア政府給費留学生としてピサ大学美術史学科留学。現在、大阪芸術大学芸術学部非常勤講師。専門はバロック期イタリア絵画史。
論文に「カラヴァッジョ作《メドゥーサの首》をめぐって」(『イタリア学会誌』56)、「カラヴァッジョ作《泉の洗礼者聖ヨハネ》をめぐる一考察」(『地中海学研究』37)など、訳書にローナ・ゴッフェン『ヴェネツィアのパトロネージ―ベッリーニ、ティツィアーノの絵画とフランチェスコ修道会』石井元章監訳(三元社、2009年)がある。
内容
かたや満面に笑みを浮かべ、かたや憂鬱に沈む裸体の少年を描いた2枚の絵。ともに1匹の雄羊をつれた彼らは「洗礼者聖ヨハネ」と通称されてきたが、その正体はいまだに特定されていない。彼らは誰なのか。これらの作品で画家は何を視覚化しようとしたのか。カラヴァッジョに残された最大の謎を解き明かす。