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コレクションと資本主義~「美術と蒐集」を知れば経済の核心がわかる~(角川新書 K-163)
水野 和夫,
山本 豊津
著
発行年月 |
2017年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
260p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784040821849 |
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商品コード |
1025276164 |
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NDC分類 |
332.06 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025276164 |
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著者紹介
水野 和夫(著者):1953年愛知県生まれ。埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了(博士、経済学)。三菱UFJ証券チーフエコノミストを経て、10年より内閣府大臣官房審議官、11年より内閣官房内閣審議官。13年より日本大学教授、16年より法政大学教授。著書に、『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義の終焉と歴史の危機』『閉じていく帝国と逆説の21世紀経済』(以上、集英社新書)ほか多数。
山本 豊津(著者):1948年東京都生まれ。71年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。元大蔵大臣村山達雄秘書。2014年から4年連続でアート・バーゼル(香港)、2015年にアート・バーゼル(スイス)へ出展。アートフェア東京のコミッティー、全銀座会の催事委員を務め、多くのプロジェクトを手がける。現在、東京画廊代表取締役社長。全国美術商連合会常務理事。著書に、『アートは資本主義の行方を予言する』(PHP新書)がある。
内容
何百年スパンでの超長期的な視点から目下の経済を議論することで、「資本主義の終焉」を看破したエコノミスト、水野和夫氏。その「水野史観」において最も重要かつ絶対に理解すべき概念が、「コレクション=蒐集」である。
本書では、まさに「コレクション」の専門家である博覧強記のギャラリスト(画商)、山本豊津氏が水野氏のあらゆる疑問に答えながら、そのなかでマクロ経済のトレンドとアート表現のあいだにある、驚くべき関係が明らかにされる。
低金利になるとなぜ決まったアート表現が登場するのか? スペイン、イギリスなどの帝国、メディチ家などのパトロン=コレクターはどう変遷したか? そこで彼らが「蒐集」した対象は、どのように変化してきたのか?
さらに、資本主義が終焉するならば「コレクション」も終わりを迎えるのか? 資本の本質が最も先鋭的に現れる最先端の美術は、資本主義の先にある世界をいったい、どのように予言しているのだろうか?
この一冊で、資本主義の勃興と終焉、それにみごとに一致するアートのトレンド、ゼロ金利時代における日本の戦略までを一気に理解できる、唯一無二の対話である。
第1章 なぜ資本の本質が芸術に現れるのか 水野和夫
第2章 「コレクション」の本質を歴史から考える 水野和夫×山本豊津
第3章 利子、自我、そして絵画の「作者」の誕生 水野和夫×山本豊津
第4章 「長い十六世紀」とパトロン=コレクターたち 水野和夫×山本豊津
第5章 近代資本主義を「蒐集」から読み解く 水野和夫×山本豊津
第6章 そして戦後、「長い二十一世紀」が始まった 水野和夫×山本豊津
第7章 最先端の芸術が予言する「新中世時代」 水野和夫×山本豊津
第8章 芸術、蒐集、資本主義のしたたかさ 山本豊津