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人類一万年の文明論~環境考古学からの警鐘~
安田 喜憲
著
発行年月 |
2017年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
337p,15p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784492223796 |
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商品コード |
1025292816 |
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NDC分類 |
204 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年10月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025292816 |
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著者紹介
安田 喜憲(著者):1946年三重県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。理学博士。ふじのくに地球環境史ミュージアム館長、立命館大学環太平洋文明研究センター長。紫綬褒章受章、中日文化賞など受賞。
内容
森を破壊する西洋型文明から、生命の水と森を守る日本型文明へ日本の環境考古学の権威で環境史観の提唱者による文明論の集大成いつしか世界は自然を一方的に収奪・搾取し、お金儲けすることが最高だとする経済学に支配され、自然と共生する歴史観・文明史観は古いタイプのものとしてさげすまれてきた。だが、このまま自然収奪・搾取型の文明で突き進んでいけば、人類は西暦2050年頃に危機を迎えることになる。日本人は自然と持続的に生き続ける歴史観・文明史観とライフスタイルを、縄文時代以来とり続けてきた。日本人が大切にしてきた、①生命の水の循環を維持し、②自然への畏敬の念を持ち、③他者の幸せを願い、④資源の循環的利用を考える文明社会を構築してこそ、人類はこの美しい地球で千年も万年も生き延びることが可能になるかもしれない。(「本文より要約抜粋」)【主な内容】・地球の王者の食/・年縞に秘められた謎/・地球の大いなる誤算/・イエスの年縞/・中世温暖期の平氏と源氏/・環太平洋文明圏/・コロンビアの熊野古道/・熱帯林は緑の魔境ではない/・サルスベリの花の記憶/みちのくの未来/・森の長城作戦/・環太平洋の災害と文明/・富士山と三保松原が世界文化遺産になった/・ポスト3・11は生命文明の時代/・日本文明のエートスを世界へ