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日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか(叢書東アジアの近現代史 第3巻)
池内 敏
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
332p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784062207928 |
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商品コード |
1025294856 |
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NDC分類 |
210.1821 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月2週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2017/12/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025294856 |
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著者紹介
池内 敏(著者):1958年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。現在、名古屋大学教授。専攻は、近世日朝関係史、日本近世史。主な著著に、『近世日本と朝鮮漂流民』(臨川書店)、『大君外交と「武威」』(名古屋大学出版会)、『薩摩藩士朝鮮漂流日記』(講談社選書メチエ)、『竹島問題とは何か』(名古屋大学出版会)、『竹島――もうひとつの日朝関係史』(中公新書)など多数。
内容
秀吉の朝鮮出兵から近代まで、日本と朝鮮の交流と衝突。「元禄竹島一件」とよばれる江戸期の事件はどのように近代にまで影響を与えたか。朝鮮通信使と漂流民など、鎖国と日朝関係、そして近代の植民地時代まで。日本人の朝鮮観と日朝関係を、歴史学の成果を駆使して描く。
近代における日本と朝鮮半島は、日本の植民地化、そして敗戦、朝鮮戦争と続く歴史のうちに、複雑な関係を形成してきました。
それについては、『朝鮮半島のナショナリズム』と題して、本叢書第4巻で、詳述します。
本巻は、それでは、近世から近代にかけて、日朝の関係はどうだったのか。そして、日本人は、どのように朝鮮観を形成していったのか。
始まりは、ここでも、豊臣秀吉の朝鮮出兵に求められます。
そして、『鎖国」下で、日朝はどのように交流していたのか。
朝鮮通信使の往来は有名ですが、船舶の漂流による漂流民の扱いをめぐっても、交流していました。
そのような歴史の中で、「竹島」の問題が浮上します。「竹島」は、歴史から明らかになることが極めて多いのです。
また、近代日本の朝鮮人蔑視という問題もあります。
近世、近代を通して、日朝関係史だからこそ、明確に理解できる問題の本質を明らかにしていきます。