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社会的入院から地域へ~精神障害のある人々のピアサポート活動~
加藤 真規子
著
発行年月 |
2017年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
225p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784768435564 |
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商品コード |
1025408687 |
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NDC分類 |
369.28 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2017年10月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025408687 |
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著者紹介
加藤 真規子(著者):1954年埼玉県生まれ。特定非営利活動法人こらーるたいとう代表。DPI日本会議常任委員。著書に「精神障害のある人の自立生活」「こらーる物語」など。
内容
精神病院大国日本の問題点を、退院して地域で暮らし始めた人たちのライフヒストリーを主軸に、病を抱える人生を肯定し、慈しみながら地域で暮らすことをどう支えるか、法制度や意識の壁をどう変えていくのかを抱える。日本には31万床もの精神科病床があり、20万人が1年以上の入院という極めて異常な事態が続いている。日本の地域支援サービス予算は精神保健医療費のたった5%、OECD諸国34カ国中31位である。差別・偏見も根強く、精神障害者が地域社会で生活する上での社会的障壁は実に大きい。ピア・サポート(同じ障害をもつ人による支援)による、精神科病院からの退院促進、地域定着事業の実践記録は、支え合って生きることの可能性に満ちている。