本書は、MRIのバックグラウンドとなる物理学をわかりやすく概説するテキスト、改訂第4版です。
基本的原理や数学的概念から、最新のMRI 技術や画像作成の最適条件などの高度なトピックまで、臨床関連項目を全面的に網羅しています。
数百もの優れた図解、専門医試験対策に最適な問題と解答、わかりやすい数式、充実した図表により、MRI物理学の基礎から最新の応用までを興味深く解説します。
American Journal of Radiologyは、「臨床MRIに携わる関係者へ基本概念を手引きするために最適なテキスト」という評価を本書に与えています。

【本書の特徴】
・MRI の一般的安全性や造影の安全性、モーションコレクション（体動補正）など新たに加えられた各章
・磁化率強調法（SWI：出血の検出以外の潜在的利用法を含む）、制限スペクトラムイメージング（Restriction Spectrum Imaging：RSI）、磁気共鳴弾性画像法（MRエラストグラフィ）、磁気共鳴緩和時間測定法（MRリラクソメトリ）など、タイムリーなトピックに対応
・独立した章として専門医試験対策に最適な問題と解答（計100問）を新たに追加したほか、問題解決や多肢選択式の問題と解答を各章に収載
・簡単に参照・復習できる、各章末のキーポイント
・放射線科専門医、放射線科研修医、放射線技術者はもちろん、診療でMRIに携わる医療従事者や、試験対策にも最適
・タブレット/スマートフォン/PCで利用可能なeBookが付属（※個人向け）